木造住宅の強みと特徴

木造の強み

そもそも木造にはどのような特徴があるのでしょうか?
知っているようで知らない木造について正しい知識を持つことが大事です。

①ジメジメした日本で快適に暮らす方法【調湿性】

日本は世界で最も高温多湿の国の一つです。
快適に過ごすためには湿度を上手に管理することが重要です。

➁暖房をつけているのに温まらないのはなぜ?【断熱性】

鉄は熱を伝えやすく、熱を橋渡ししてしまう性質があるため、「 熱橋 (ねっきょう) 」と呼ばれることがあります。

熱を伝えやすいということは、熱が逃げてしまうということです。(熱の伝導率が高いといいます)

③部屋の素材によって音が大きく変わります【吸音性】

コンサートホールの内装が木でできていることや、鉄製楽器と木製楽器の音の響き方の違いは、木の吸音効果によります。

④実は木が火に強いことをご存じですか?【耐火性】

木が燃え進む速度は1分間に約0.6mmですから、30分で18mm両方から燃えたとしても計3.6cmにしかならず、それ以上太い木であれば、住宅が燃えても倒壊しません。

⑤木造は地震に弱いのか?【耐震性】

木造住宅は地震に弱いというイメージがあるかもしれませんが、そんなことはありません。

鉄に比べた場合、断面積あたりの強度では、鉄に軍配があがりますが、同じ重さではむしろ木のほうが強いのです。

⑥木造住宅の耐用年数は48年?【耐久性】

伝統工法は、本来、極めて耐久性があり、しかも美しいのが特徴です。

法隆寺は建立から、1,300年あまり経っていますが、幾度の大きな地震にも倒壊していません。

奈良時代の建築が、今なお60棟も建っていますが、これらも1,300年以上経過しています。

⑦こども・おとなに優しい素材

人間は生き物です、生き物が住む家ですから、やはり生きた素材( 無垢 (むく) の木)をおすすめしております。

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